イヤホン

ドンシャリ系イヤホン final adagio iii レビュー|中古でも手に入れたい個性派ドンシャリ系イヤホン

特徴

ドンシャリが非常に分かりやすい

中音域もクリアなので聴きやすい

生産終了品なので新品は手に入りにくい

・ライブ感のあるエネルギッシュな鳴り

・軽量設計による長時間リスニング適性

final adagio iii は、生産終了後も中古市場で根強く愛されるドンシャリ系イヤホンです。初めて聴いたとき、「安価な中華イヤホンでは味わえなかった鮮やかな輪郭と迫力」をはっきり感じました。癖があるが、それこそが魅力でもあります。

スペック一覧

筐体ABS樹脂
ドライバー8mmダイナミック型
感度100dB
インピーダンス16Ω
質量10g
コード長1.2m
価格目安中古8000円~10000円

付属品

※写真は公式HPより

シリコンイヤーピース(Eタイプ5サイズ、Aタイプ3サイズ)

デザインと装着感

カナル型(インイヤー型)で耳にしっかり収まり、軽量なABS樹脂筐体は長時間の使用でも疲れにくい設計。付属のイヤーピースでフィット感を調整でき、外出先や作業時のリスニングにも適しています。

音質傾向

視聴環境

Colorfly CDA M1

・リファレンス final E3000

・カバーはyoutube music オリジナルはSpotify

全体としてややクール寄りでパンチの効いた低域と、アタック感のあるシャープな高域が特徴。

中華系の安価なドンシャリ機種にありがちなこもり感はなく、解像度が高く全体がクリアに聴こえます。

音数の多い楽曲ではやや刺激が増しますが、ロックやアップテンポ曲では演奏の勢いと迫力が際立ちます。 音

場はfinal E3000と大きくは変わりませんが、パワー感が増す分、横方向の広がりは少しタイトに感じます。

聴き比べ

カバー曲:怪獣の花唄

常闇トワ大神ミオ音乃瀬奏紫咲シオン

トワ・ミオ Ver. a

dagio iii ではドラムのキックが前に飛び出し、シンバルは金属的な輝きが強調されて一段とパワフル。ギターのカッティングも輪郭が際立ち、まさにライブ会場で聴くような迫力。

E3000と比べると中域の落ち着きよりも低高域の押し出しが強く、演奏の勢いが増している印象。

奏・シオン Ver.

ボーカルが主役のミックスだが、adagio iii では伴奏のエッジが立つため、バンドの存在感も増す。反面、ボーカルがほんの少し奥まって聴こえるが、その分ステージの奥行きが出たような雰囲気になる。

オリジナル:Hakos Baelz RIDE

ZODIAC

🐭「RIDE」(Hakos Baelz/アルバム ZODIAC

E3000 爽やかで懐かしさのある曲調をバランスよく再現。低域はタイトで、中高域も滑らか。全体像がまとまり、長時間でも疲れにくい音。

adagio iii バスラインのグルーヴ感が強くなり、スネアやハイハットのキレも鋭さアップ。曲全体がテンポ感豊かに聞こえ、ドライブ中に窓を開けて聴きたくなるような開放感を演出。音の立ち上がりが速いため、一音一音の粒立ちが際立ち、疾走感が増す。

総評

YouTube等で紹介される安価な中華イヤホンをいくつも試した中で、初めて「音の階層が変わった」と感じた一本。

好みは分かれるが、モニター寄りとは異なる表情を持つ名機。現在は中古での入手が主で、新品時より相場が高騰しているのが惜しい。

もし再販や現代技術でのリメイクが叶えば、再び話題になる可能性は高いと感じます。

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